パソコンは長く使うと徐々に調子を落としてゆく傾向があります。機械的・電気的に劣化するのも一因ですが、環境の自動更新など、内部環境の変化が原因になることも少なくありません。
そんな調子の悪いパソコンは、再インストールしてパソコン環境をまるごとデータ復元してしまうことで問題を解決できます。
OSやアプリケーションの動作環境は、基本的にひとつづつインストールしたり、環境設定データを入力したりします。しかし、一つ一つは簡単な操作でも、いちどきに全部行うとなれば、そうとう面倒な作業です。つまり、再インストール後、何もない状態からOSやアプリケーションの動作環境を復元するのはハードルが高く、中には、資料散逸など細かい設定がうまくゆかないケースもありそうです。
こんなとき、事前バックアップした媒体があればデータ復元は実に簡単、バックアップデータの再展開(再インストール)一発で、従来の動作環境は復元完了です。
パソコン使用環境をバックアップしておき、再インストールに備えるのはパソコンの運用を楽にするため非常に有益な措置です。万一の問題発生に、バックアップしてあるファイルやフォルダがあれば、書き戻して復元することが可能です。
少し、データ復元に備えたバックアップについてふれてみましょう。ここでは、どのようなファイルやフォルダをバックアップしておくのかポイントをリストアップしてみました。
- バックアップは、OS本体のファイル、アプリケーション本体のファイル、それら両方の動作環境に関連するファイルが対象。
- OS本体はシステムパーティションに収納され、システムパーティションは一般的にCドライブ。さらにCドライブ内「Windows」フォルダ内にOS本体が格納されている。
- Windowsフォルダ内の多数のサブフォルダは、Windowsの動作を司るデータが格納されている。一見、OSと無関係そうなフォルダや、詳細不明のファイルでも、丸ごとバックアップしておくのが望ましい。
つまり、Windows環境のバックアップは、基本的に「Windows」フォルダのファイルすべてをバックアップすることになります。